20175.24(WED) TOPICS

パートナーを信用しない征矢のタッグ理論が今ここで明かされる!6.6後楽園大会でW-1タッグ王座に挑戦!!征矢学&タナカ岩石インタビュー!

パートナーを信用しない征矢のタッグ理論が今ここで明かされる!6.6後楽園大会でW-1タッグ王座に挑戦!!征矢学&タナカ岩石インタビュー!

6月6日(火)に行なわれる後楽園ホール大会で、ACEのタナカ岩石が征矢学とのタッグで河野真幸&伊藤貴則が保持するW-1タッグ王座に挑戦することが決定した。自身の希望ではあったものの、かねてより意味不明の陰謀論を唱える征矢とのタッグは端から見ていると不安そのもの。同期の伊藤にライバル心を燃やす岩石だが、ここまでは征矢のペースに巻き込まれっぱなしだ。果たして、この2人のタッグはチームとして成立するのか?話を聞いてみた。

 

──改めてお聞きしたいんですけど、岩石選手はなぜ征矢選手をパートナーに選ばれたんですか?

 

タナカ岩石選手

「会見でも言ったんですけど、確かに征矢さんとはタッグを組んで試合をしたことはありません。でも、征矢さんの中にある泥臭くて熱い部分や根っこにある強い気持ち、これは通じ合えると勝手に思っているんで、タッグを組むならこの人しかないと思ったんですよ。それで今回、反体制側っていうことで身近にいる人なら征矢さんだなと。それで征矢さんを指名させていただきました」

 

──根本的な疑問なんですけど、岩石選手は反体制でいいんですか?(笑)。

 

征矢学選手

「いいんですか?」

 

タナカ岩石選手

「(小声で)いいんですか?」

 

──あんまり乗り気じゃなさそうですね(笑)。

 

征矢学選手

「私はいいんですよ。私は体制に対する不満もあるし、我々のやっていることこそ正義だと声を大にして言っていきたい」

 

タナカ岩石選手

「確かに復帰したばかりの伊藤が、W-1タッグのベルトに挑戦するっていうことを会社は許したっていうことですからね」

 

──あんな簡単に挑戦させるのは正義じゃないと。

 

征矢学選手

「そうですよ! それに対して我々は正義を訴えているわけですよ」

 

タナカ岩石選手

「僕もおかしいんじゃないかって思いますね」

 

──なるほど(笑)。征矢選手から見て、岩石選手はどのような選手ですか?

 

征矢学選手

「顔がでかい」

 

──見た目の印象ですか(笑)。

 

征矢学選手

「身体の割に顔がでかい。まあ試合を見ていると、武骨な感じはするんですけど、顔の表情が人に伝わるというか、見ている人が『がんばれ!』って応援したくなるようなものを持っていますよね。やっぱ、人間って顔に出るんですよ」

 

──岩石選手の闘いに対する姿勢は組んでもいいかなと思えるものなんですか?

 

征矢学選手

「そうですね。組んでから何かが生まれることもあるし、組んでダメだったらそこで解散することもある。まずは組んでみないとわからないかなと思っています。運動神経がいいとか、プロレスセンスがあるとか、そういう部分は私は重要視してないです。やはり気持ちです。正直、私には判断力がないんで、そこの部分は身近にいないとわからない。だから、まずは組んでみるということですね」

 

──では、岩石選手に関しては組んでみたら何かが生まれる予感がしたということですか?

 

征矢学選手

「まあ、岩石のほうから私をパートナーに指名してきて、タッグ王座に挑戦したいと言ってきたんでね。今回は言ってみりゃ岩石の戦争ですよ。岩石の戦争に私が同盟を組んで協力する。イメージとしてはそういうことになりますね」

 

──やはり同期なのに自分よりも先に進んでしまっている人間に対して、ライバル意識を燃やしている姿には共感できる部分があるというか。

 

征矢学選手

「私には同期のライバルという存在はいなかったんですね。実際の同期というのは猫とネズミとゴキブリくんですから」

 

──プロレス界に入った当初、無我ワールドプロレスリングの道場で一緒に暮らしていたという方々ですね(笑)。

 

征矢学選手

「私には同期と呼べる存在は彼らしかいなかった……。まあ、全日本プロレスに移籍してから、真田聖也(現・SANADA)、KAI、大和ヒロシ、BUSHIという同年デビューの人間がいたということでよく比べられる部分はありましたよ。彼らはプロレスのセンスがあったり、運動神経がよかったですけど、私にはなかった。そういう中で何をお客さんに伝えていけばいいかなと思った時にやはり気持ちだったんですね。そういう気持ちを岩石も持っている。まあ、合うか合わないかは試合をしてみないとわからないです。ベルトを取れれば最高ですけど、それでも合わないなと思ったら、私はすぐにベルトを返却します」

 

──合わなきゃすぐに返上(笑)。でも、岩石選手は合うと思っているんですよね?

 

タナカ岩石選手

「はい。初めてタッグを組んで、いきなりタイトルマッチですから、どっかで噛み合わないかなとか心配があるかもしれないですけど、正直自分はないです」

 

──あ、不安はなし(笑)。

 

タナカ岩石選手

「なんて言っていいかわからないですけど……」

 

征矢学選手

「なんて言ったらいいんですか?」

 

──若い人間が一生懸命言葉を探してしゃべろうとしてるんですから、口を挟まないでくださいよ(笑)。

 

征矢学選手

「(聞かずに)なんて言ったらいいんだ?」

 

タナカ岩石選手

「でも、普段から征矢さんの試合を間近で見せてもらって、この2人だからこそ生まれるものとか見せられるものが出てくるんじゃないかと思っていますね」

 

──そこは信頼していると。

 

タナカ岩石選手

「はい」

 

──でも、征矢選手は信頼してないわけですよね。

 

征矢学選手

「まあ、そうですね。40%か30%ぐらいですね、信頼度は」

 

──会見の時は50%って言ってたのにさらに低くなっていますね(笑)。

 

征矢学選手

「これは本当にしょうがない。タッグを組んで試合をしたことがないんで。ということはタナカが私のことを160%信用するしかないんですよ。岩石が私のことを160%信用して、私が岩石のことを40%信用してくれれば割合的には200%でしょ?」

 

──平均してお互いに100%になればいいと(笑)。

 

征矢学選手

「そういうことです」

 

──征矢選手は人のことを信用しないタイプですか?

 

征矢学選手

「しないですね。今までいろんな人たちとタッグを組んできましたけど、彼らも私のことを信用してないはずなんですよ。逆に100%信用しないほうがいいんですよ。だって、100%信用していて、『返せ! 返せ!』と檄を飛ばすだけでカットに入らずに負けてしまったら、どうするんですか?100%信用するということはそういうことですからね。だから、60%ぐらい信用していて、『返せ!返せ!』って言いながらも心の中では『あいつたぶん返せない』と判断して何がなんでも助けにいく。だから、100%相手を信用するということは逆にマイナスなんじゃないかなと思ってます」

 

──なるほど(笑)。征矢選手は10年間、プロレスラーとして活動されていますけど、そこにタッグマッチの真実を見たと。

 

征矢学選手

「そうですね。まあ、言われた側は『何だこいつ!』って思うかもしれないですけど、100%は信用してないよと」

 

──よくタッグを組むと「パートナーを信頼しています」なんてコメントを出しますけど、実はそれじゃあいけないと。

 

征矢学選手

「そこは大人の対応で言っているだけでしょう。本当にパートナーを100%信用しているチームは絶対に勝てませんよ。これが私のタッグマッチの理論です」

 

──でも、今の言葉を聞いたら、逆に岩石選手は安心ですよね。信用してもらえてないわけですから、征矢選手はピンチの時には100%助けに来てくれますよ。

 

タナカ岩石選手

「そうですね(笑)」

 

征矢学選手

「私は助けには行きますよ」

 

──では、話を変えますけど、チャンピオンチームに関してはどのような印象をお持ちですか? 結成してすぐにベルトを取ってしまったわけですけど。

 

征矢学選手

「河野さんありきなのかなって思いますけどね。ぶっちゃけ伊藤選手は知らないんで。試合もしたことないですし、ケガをして欠場してたので。まあ、あれだけの丸っこい体型でアンコ型なのに身体も柔らかくて、素速い蹴りができるというのは凄いセンスを持っているんだなと思いますけど。ただ、試合をしたことないのでなんとも言えない」

 

タナカ岩石選手

「まあ、伊藤に関しては今さらしゃべらなくてもいいかなと思います。河野さんは普段は結構静かな感じじゃないですか?でも、身体は大きいし、全身が凶器という感じがしますね」

 

征矢学選手

「河野さんは明らかに人を殺す技術を持っています。総合格闘技やK-1もやってきているし、お客さんに伝わらないような人を殺すための高度な技術を持っている人ですよ。まあ、普段はボーっとしてますけど」

 

タナカ岩石選手

「ボーっとはしてないと思うんですけど(笑)。静かな感じです。口数が少ない感じで」

 

征矢学選手

「いや、プライベートではうるさいよ、あの人は。おしゃべりマシーンだよ」

 

──確かに割りとおしゃべりは好きなほうですよね(笑)。ただ、自身の強さに加えて、現在は伊藤選手の力もしっかりと引き出しているという印象がありますよね。

 

征矢学選手

「それはありますね」

 

──そうするとタイトルマッチに勝つためには、征矢選手もこの岩石選手の持っている力を存分に引き出す必要があるんじゃないですか?

 

征矢学選手

「いや、そこは私が引き出してやるよりは、岩石が自分で覚醒するしかないと思いますね。今回は私はこいつのサポートに回ります。岩サポです、岩サポ!石をコーティングしちゃいますよ」

 

──コーティングする?

 

征矢学選手

「石も野ざらしにしていると削れて形が変わっちゃったりするじゃないですか?そうならないように周りをコーティングしていくんです。今回の私はそういう役割ですよ。いろいろなプレッシャーがあると思うんですよ。後楽園での試合だったり、初タイトルマッチだったり」

 

タナカ岩石選手

「初ではないです(笑)」

 

征矢学選手

「初ではない? あ、UWFやってるのか!」

 

──UWFじゃなくてUWAの世界6人タッグです(笑)。

 

征矢学選手

「そうだ。今のチャンピオンは私だった……。でも、タッグ王座のタイトルマッチは初めてだし、相手も相手だし気持ち的にも違うでしょう。その中で自分で覚醒してもらうために、私はサポートするんですよ」

 

──わかりました。ちなみに岩石選手は征矢選手が唱えている社内での陰謀論についてはどのようにお考えなんですか?

 

タナカ岩石選手

「正直、そこは僕もいきなりNOSAWAさんに『お前はこっちに来い』と言われ戸惑ったんですけど(笑)。ただ、僕じゃなくてもよかったのに選んでくれたわけですから、何かしら理由があると思うんですよ」

 

征矢学選手

「顔の大きさじゃねえのか?」

 

タナカ岩石選手

「まあ、関係ないと思いますけど(笑)。でも、征矢さんとNOSAWAさんが言う陰謀に対抗するために合った人間として選んでくれたということなんですかね?」

 

征矢学選手

「陰謀はいろんなところにひしめいていますからね」

 

──気になったんですけど、自分の気に食わないことを陰謀のせいにしてませんか?

 

征矢学選手

「なんてことを言うんですか!そういうことじゃないですよ。お客さんだって、『これおかしくないか?』って思うものもあると思うんですよ。私はそういう思いを代弁し、会社に抗議しているんです」

 

タナカ岩石選手

「でも、陰謀の首謀者みたいに言っている社長と副社長とUWA6人タッグのチャンピオンになっていますよね?」

 

征矢学選手

「その話は置いとけや!まあ、ある意味私はスパイをしているんですよ。UWAのチャンピオンでいるということは潜入捜査に近いものがあります」

 

タナカ岩石選手

「それをここで言っちゃっていいんですか?」

 

征矢学選手

「え?」

 

タナカ岩石選手

「読まれますよ、このインタビュー」

 

征矢学選手

「……大丈夫、読まないから。そこはモザイクでもかけておいてくれ」

 

──無理です(笑)。まあ、でもそういう陰謀を崩すためにも今回は岩石選手とベルトを取りたいと。

 

征矢学選手

「そうです。ベルトは抗議をする上でも大きな武器になりますからね」

 

──わかりました。では、とりあえず後楽園で陰謀粉砕のための闘いを見届けます。岩石選手、何か言い残したことはありますか?

 

タナカ岩石選手

「伊藤がタッグのベルトを取ったばっかりの時にACEでもタイトルマッチをやりたいと言っていたので、自分も取ったら希望します。僕はACEの人間だし、ACEを上げるためにもW-1タッグのベルトを取って、伊藤じゃなくて自分がACEでタイトルマッチをやりたいと思っています」

 

──その時は征矢選手もACEの興行に出てくれるわけですね?

 

征矢学選手

「私がACEのエースになります」

 

──なる必要ないです(笑)。とりあえず6月6日のタイトルマッチ期待しています。

 

 

「WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」

2017年6月6日(火)東京・後楽園ホール大会 19時開始/18時開場

 

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負

【第11代王者】芦野祥太郎vs【挑戦者】土肥孝司

※第11代王者・芦野祥太郎、3度目の防衛戦。

 

▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第9代王者組】河野真幸&伊藤貴則(Pro-Wrestling ACE)vs【挑戦者組】征矢学&タナカ岩石(Pro-Wrestling ACE)

※第9代王者組・河野真幸&伊藤貴則組、初の防衛戦。

 

▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第9代王者】MAZADAvs【挑戦者】カズ・ハヤシ

※第9代王者・MAZADA、初の防衛戦。

 

▼ジャケット コントラ ファンサービス シングルマッチ

黒潮“イケメン”二郎vs近藤修司

 

▼タッグマッチ

木村花(Pro-Wrestling ACE)&安納サオリ(Actress girl'Z)vs才木玲佳(Cheer♡1)&万喜なつみ(Actress girl'Z)

 

―「WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」6.6東京・後楽園ホール大会 詳細―

 

【大会名】

「WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」6.6東京・後楽園ホール大会

 

【日時】

2017年6月6日(火)19時開始/18時開場

 

【場所】

東京・後楽園ホール

 

【チケット情報】

・特別リングサイド¥7,000

・リングサイド¥5,000

・指定席¥4,000

・レディースシート¥3,000

・ペアシート¥7,000

※当日各席500円UP、ペアシートは1,000円UP

※当日のみ一般立見¥2,500、小中高ワンコインチケット¥500ならびに試合開始1時間後より、アフターワンアワーチケット¥2,000を販売致します。

 

【チケット販売所】

・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999

・電子チケットぴあ http://pia.jp/t(PC、モバイル共通)

・ローソンチケット(Lコード:33903 TEL:0570-000-732(※10~20時))

・イープラス http://eplus.jp/

・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999

・書泉グランデ TEL:03-3295-0011

・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051

・チャンピオン TEL:03-3221-6237

・ジャスティプレイガイド 0120-35-4190

・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-1615

・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/

 

皆様のご来場、お待ちしております!

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