20178.7(MON) TOPICS

「あいつら最低で最高のチャンピオンとか言ってましたよ」(河野)「じゃあ最低な部分を引き出してやる」(近藤)TriggeRの逆襲宣言!土肥熊を徹底こき下ろし!!

「あいつら最低で最高のチャンピオンとか言ってましたよ」(河野)「じゃあ最低な部分を引き出してやる」(近藤)TriggeRの逆襲宣言!土肥熊を徹底こき下ろし!!

7月16日の大阪大会の試合後、土肥孝司と共にW-1タッグ王座を保持する熊ゴローを挑発して、まんまと挑戦権を手に入れた河野真幸&近藤修司のTriggeRコンビ。若い力が台頭するW-1のリングにおいて、ベテランの2人が逆襲を宣言。王者の土肥熊を得意の毒舌で徹底的にこき下ろした。そのインタビューをお届けする。

 

 

──W-1タッグ王座の第3代王者のお二人ですけど、今回はチャンピオンの土肥熊からの逆指名で、久々にこのコンビでの挑戦が決まりましたね。8.11後楽園大会で正式にタイトルマッチが組まれましたけど、どのような心境ですか?

 

近藤修司選手

「いや、逆指名というよりは、こっちがそういうふうに言わせるように導いただけだもんね。なんか知らないけど、試合後のリング上で熊ゴローが言ってきたから」

 

河野真幸選手

「そうそう。ベルトを見せつけてきたからね」

 

──7月16日の大阪大会ですよね。テレビカメラに向かって、「やってやる」って言わせてましたね。

 

近藤修司選手

「そうそう。あいつが『やってやる』って宣言したから、こっちもやるだけ。結論としてはあいつがバカだっていうことだよね(笑)」

 

河野真幸選手

「最近、そういうことがしょっちゅうありますよね。熊ゴローが勝手に口を滑らせて、土肥くんの知らないところでタイトルマッチが決まっているみたいな。まあ、熊ゴローなのか豚ゴローなのかわかりませんけどね」

 

近藤修司選手

「迂闊だよね。あいつは迂闊な豚だよ」

 

──でも、お二人はタッグのベルトを欲しいという気持ちはあるんですか?

 

近藤修司選手

「文体があるからね。俺たちも文体で試合をするためのテーマが欲しいから」

 

河野真幸選手

「W-1の年間最大ビッグイベントの文体に向けて、モチベーションが欲しいじゃないですか。シングルはトーナメントでダメだったからね。でも、8.11後楽園大会でタッグベルトを獲れば、チャンピオンとして出られるわけでしょ?」

 

──まあ、時期的にはここで獲れば、タッグ王者としての文体出場は確定ですよね。でも、このコンビはいわゆるTriggeRというユニットを組んでいたわけですけど、相変わらずTriggeRは継続しているっていうことでいいんですか?

 

近藤修司選手

「いやいや、まだ消滅してないし」

 

河野真幸選手

「みんないなくなっちゃったけどね、若いのが(笑)」

 

──芦野選手、村瀬選手といなくなってしまいましたね。

 

河野真幸選手

「あとは“brother”YASSHIさんが準構成員としているぐらいでね」

 

──その方は最近W-1のリングでまったく見かけないですよ(笑)。

 

近藤修司選手

「殉職(笑)」

 

河野真幸選手

「死んではいないです(笑)」

 

──でも、TriggeRというユニット自体は健在だと。

 

河野真幸選手

「あえて潰す必要性はないですからね」

 

近藤修司選手

「そもそも始まりは何かの“きっかけ”、“引き金”、つまり“トリガー”になればと思ったユニットなんで。まあ、結果的には芦野をチャンピオンにするきっかけを作ってしまったという感じだけどね(笑)」

 

河野真幸選手

「そうですね。俺がベルトを渡して、近藤さんが初防衛させて。結局、そのきっかけでしたね(笑)。あとUTAMAROというレスラーを作ったきっかけでもあるから」

 

近藤修司選手

「そうだ! だから、名前は間違ってなかったってことだよね(笑)」

 

──でも、お二人にとって何かのきっかけになってます?

 

河野真幸選手

「あら……。でも、近藤さんは副社長になるきっかけにはなったんじゃないですか?」

 

近藤修司選手

「そうだね。お前はないね」

 

河野真幸選手

 

「いや、目に見えない責任が増えましたね」

 

近藤修司選手

「副社長的にも仕事はいろいろ分散させないといけないからさ(笑)」

 

──河野選手ももうそういうキャリアですからね(笑)。

 

河野真幸選手

「だから、僕らにとっては仕事が増える引き金を引いた感じですかね」

 

──なるほど(笑)。まあとりあえずTriggeRは健在ということで。それで王者チームの土肥熊に関してなんですけど、客観的に見てW-1では一番勢いのあるタッグチームだと思うんですけど、いかがですか?

 

近藤修司選手

「調子に乗せるとバカなだけに何も考えずに前に突き進むよね」

 

河野真幸選手

「ヤバイよね。だから、想定の範囲を越しちゃうんですよね、爆発した時は」

 

近藤修司選手

「でも、ダメな時はとことんダメだから」

 

河野真幸選手

「かなりギャンブル的なチームですよね。三振かホームランかみたいな」

 

近藤修司選手

「安定感がないよね。だって、勢いがあるって言っても、土肥も熊ゴローもリザルトでは伊藤に負けてるしね。シングルだから別かもしれないけど、伊藤にやられているぐらいだからね……って、俺も伊藤に負けてるのか、ハハハハ!」

 

河野真幸選手

「副社長、笑ってる場合じゃないですよ(笑)」

 

──なんか、土肥熊相手にお二人とも凄く余裕がありますよね(笑)。

 

近藤修司選手

「だって、特に力んで闘うような相手じゃないから」

 

河野真幸選手

「いつも通りやっていればね。通常営業でどうにでもなるというか」

 

近藤修司選手

「ただ、世代の闘いでもあるからね。そこは続いているから」

 

──UWA以外のタイトルはすべて若い選手が持っているという状況ですよね。今年は若い世代の台頭が著しいですけど、ベテランのお二人はこの状況を改めてどう思われているんですか?

 

近藤修司選手

「速いんですよね、成長が。やっぱり伸びしろがあるから、速いんですよ。僕らは伸びしろがもうないし」

 

河野真幸選手

「体力も落ちていく一方ですからね」

 

近藤修司選手

「赤ちゃんの成長と一緒ですよ。1カ月、2カ月ぐらいで変わりますから。すぐに吸収してしまうし、イケメンなんか特にそうだけど、1カ月、2カ月での変わり方は尋常じゃないですね」

 

河野真幸選手

「それこそ気持ちと身体がガッチリとハマると強いですよね。ただ、このままじゃ、見ているほうもおもしろくないでしょ? よくある若手が引っ張りますみたいなパターンになったらつまらないからね」

 

近藤修司選手

「あとタッグリーグも9月から始まるのが発表されているじゃないですか?」

 

──『WRESTLE-1 TAG LEAGUE』は9月24日の広島大会から始まりますね。

 

近藤修司選手

「そこに向けてというのもあるんですよ。ベルトを持って突入するのか、持たずに突入するのかで、今後の展開も変わってくるから」

 

河野真幸選手

「タッグリーグ前に土肥熊を一発潰しておきたいっていうのもありますからね。ちょっとヘコませておく。それもW-1のためですよ」

 

──ちなみに土肥熊に対して警戒している部分はありますか?

 

河野真幸選手

「熊が土肥くんの言うことをしっかり聞いて、それがキッチリと機能した時はヤバイね。でも、今回の挑戦が土肥くんの知らないところで熊が勝手に決めてしまったように、試合の中で暴走することもあり得るからね」

 

近藤修司選手

「熊がコントロールされなければ問題ないよね。でも、なんだかんだ言っても、あいつのセントーンは世界一じゃないかと思う」

 

河野真幸選手

「実際、リングを壊しまくっていますからね」

 

近藤修司選手

「結構上に飛んでるんですよね。要はそのまま落下しているんじゃなくて、一度ジャンプして落ちているんで。デブのくせに(笑)」

 

河野真幸選手

「それが板を割る破壊力を生んでいる」

 

近藤修司選手

「ただ破壊力はあるんだけど、避ければいいだけだからね(笑)」

 

河野真幸選手

「当たらなきゃいい(笑)。当たると致命傷になりかねないけど」

 

近藤修司選手

「技を放つまでが何しろ遅いですからね」

 

河野真幸選手

「体型上、すぐにトップロープに登れないというのは致命的な欠点ですよね」

 

近藤修司選手

「あいつがトップロープに登った時にはこっちはすでに冷静になってますからね。簡単に避けられるんですよ」

 

──では、土肥選手のほうはどうですか? リザルト王座は落としてしまいましたけど、今年成長著しい選手の一人だと思うんですけど。

 

近藤修司選手

「土肥のほうが試合中は冷静ですよ。だから、あいつが乱れた時じゃないかな?」

 

河野真幸選手

「司令塔が壊れれば、サッカーみたいなものでチームとしてはボロボロになりますから。土肥も怒らせたりすれば、感情的になって乱れますからね。そうなると熊ゴローは何をしていいのかわからなくなるから、勝負は見えたもんですよ。あとはバラバラになったあいつらを一つ一つ潰すだけですね」

 

近藤修司選手

「その状況をどうやって作れるかがポイントだね。まあ、普通にやれば普通に勝てるレベルの相手ですよ」

 

──なんか本当に余裕がありますね。

 

近藤修司選手

「さっき言ったように力んで挑む相手じゃないですからね。ただ、波があるのが怖い」

 

河野真幸選手

「波が下降線の時はいいけど、後楽園がピークだったらヤバイですね」

 

近藤修司選手

「我々は波がないから。ずっと平均点だからね。後楽園のときに大きな波が来たら、ヤバイと思う。ただ、我々が挑戦して、これで獲れなかったら、誰があいつらからベルト獲れるのっていう話になるから」

 

河野真幸選手

「そうそう。若い奴らにリング上を仕切られないように年長者の力を見せないとね。そう言えば『週刊WRESTLE-1 TV』観たら、あいつら最低で最高のチャンピオンとか言ってましたよ(笑)」

 

近藤修司選手

「なんだよそれ、意味がわかんねえ。じゃあ、タイトルマッチでは最低の部分を引き出してやるよ(笑)」

 

──最後まで自信たっぷりですね(笑)。では、ストップ・ザ・土肥熊を期待しています。

 

 

「WRESTLE-1 TOUR 2017 FLASHING SUMMER」

2017年8月11日(金・祝)東京・後楽園ホール大会 19時開始/18時開場

 

▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第10代王者組】土肥孝司&熊ゴロ―vs【挑戦者組】河野真幸&近藤修司

※第10代王者組・土肥孝司&熊ゴロー組、初の防衛戦。

 

▼UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負

【第58代王者組】征矢学&NOSAWA論外&タナカ岩石(Pro-Wrestling ACE)vs【挑戦者組】カズ・ハヤシ&MAZADA&頓所隼(Pro-Wrestling ACE)

※第58代王者組・征矢学&NOSAWA論外&タナカ岩石組、3度目の防衛戦。

 

▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負 ※変更カード

【第2代王者】伊藤貴則(Pro-Wrestling ACE)vs【挑戦者】立花誠吾(Pro-Wrestling ACE)

※第2代王者・伊藤貴則、2度目の防衛戦。

 

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ前哨戦 タッグマッチ

芦野祥太郎&児玉裕輔vs黒潮“イケメン”二郎&稲葉大樹

 

▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ前哨戦 タッグマッチ

アンディ・ウー&仲川翔大(ASUKA PROJECT)vs吉岡世起&MKAMI

 

▼シングルマッチマッチ

才木玲佳(Cheer♡1)vs万喜なつみ(Actwres girl'Z)

 

▼タッグマッチ

一(Pro-Wrestling ACE)&皇壮馬(Pro-Wrestling ACE)vs三富政行&藤原ライオン

 

―「WRESTLE-1 TOUR 2017 FLASHING SUMMER」8.11東京・後楽園ホール大会 詳細 ―

 

【大会名】

「WRESTLE-1 TOUR 2017 FLASHING SUMMER」8.11東京・後楽園ホール大会

 

【日時】

2017年8月11日(日) 19時開始/18時開場

 

【場所】

東京・後楽園ホール

 

【チケット情報】

・特別リングサイド¥7,000

・リングサイド¥5,000

・指定席¥4,000

・レディースシート¥3,000

・ペアシート¥7,000

※当日各席500円UP、ペアシートは1,000円UP

※当日のみ一般立見¥2,500、小中高ワンコインチケット¥500 ならびに試合開始一時間後より、アフターワンチケット¥2,000を販売いたします。

 

【チケット販売所】

・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999

・電子チケットぴあ http://piepu,jp/t(PC、モバイル共通)

・ローソンチケット(Lコード:34509 TEL:0570-000-732(10~20時))

・イープラス http://eplus.jp/

・後楽園ホール5階事務所 TEL03-5800-9999

・書泉グランデ TEL:03-3295-0011

・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051

・チャンピオン TEL:03-3221-6237

・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815

・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/

 

皆様のご来場、お待ちしております!

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE