20185.16(WED) TOPICS

武藤敬司プロデュース&グレート☆無茶ディレクション!ご当地プロレスの「夢の懸け橋」が実現!『プロレスフェス2018 BEST OF SUPER LOCAL WRESTLING』開催決定!!

武藤敬司プロデュース&グレート☆無茶ディレクション!ご当地プロレスの「夢の懸け橋」が実現!『プロレスフェス2018 BEST OF SUPER LOCAL  WRESTLING』開催決定!!

5月16日(水)、都内・GSPメディアセンターにて、武藤敬司と信州プロレスのグレート☆無茶が記者会見を実施。地方で活動するプロレス団体の夢の懸け橋バトル『プロレスフェス2018 BESTOFSUPERLOCAL WRESTLING』の開催を発表した。このイベントは武藤敬司プロデュース&グレート☆無茶ディレクションと銘打たれているように、武藤が大会委員長、無茶が実行委員長となり行われる、いわゆるご当地プロレスのフェスティバルだ。3〜4年前に武藤より、各地方に存在するプロレス団体を集めて、「がちでプロレスフェスをやれ!」という指令を受けた無茶が、昨年のW-1の9.2横浜文体大会参戦をきっかけに始動。7月から11月まで各地方で大会を行ない、12月に行われる最終戦に武藤が選んだ選手たちが出場。最優秀選手賞や最高試合賞などの賞金も出される。また、各大会は各地方のショッピングモールにて、無料で行われ、さらに全国のケーブルテレビ局も協力し、全大会が放送されるという大規模なイベントだ。

すでに無茶率いる信州プロレスや東北地方の団体の取りまとめを行った茨城のGJPプロレスをはじめ、様々な団体が参加することも決定。また、参加選手たちによる募金活動も行なうなど、ご当地プロレスが力を入れている社会貢献活動という特色も出しつつ、前代未聞のイベントが全国各地で展開される。

 

 

 

武藤敬司大会委員長のコメント

「実はですね、3〜4年末ですかね? 俺が信州プロレスに招かれた時に隣の無茶とお食事をしている中でですね、いろんなことを語り合っている中で、日本にいっぱいプロレス団体があると。地方にプロレス団体がたくさんあるとか聞かせてもらったり、勉強させてもらったりですね、ちょうどたまたまその時に巷では肉フェスとかラーメンフェスとかが流行ってましてですね。酒の席なので何気ない会話の中で『おい無茶、お前、地方を束ねて、がちでプロレスフェスをやってみようぜ』って、俺が投げかけたことがありましてですね。まさかカジュアルな気持ちで言ったのにここまでがんばって段取りを作って若干驚いております。私事なんですが、3月30日に両膝の手術をしまして、無事手術は成功しまして、リハビリに励んでいたんですが、ゴールデンウィークが始まる4月の後半にあまりにも調子が良すぎて、スクワットをやったら可動域が凄い伸びていたんですよね。今まで曲がらなかったのがかなり深く膝が伸びるよになって嬉しくなって、かなり重量の重いスクワットをやったんですよ。皿の膝蓋骨は自分の骨で、その皿が割れてしまってですね。また1カ月ぐらい安静にしていなきゃいけない状態で、復帰も遠のいた中で、年内は復帰がない中で、ある意味こういう形でもプロレス界の発展に携われることを本当に嬉しく思います。あとは大成功するように俺もがんばっていきますので、どうかよろしくお願いします」

 

グレート☆無茶実行委員長のコメント。

「本日はお集まりいただきましてありがとうございます。今回、長野よりやって来ました信州プロレスのグレート☆無茶と申します。先程武藤さんからお話があったように、3〜4年前に武藤さんとそんな話をしながら『お前やってみろよ』って言われたら、僕としたら動かなければいけないということで、そのことばかり頭にあるばっかりで、昨年のW-1さんの9月の大会にオファーいただきまして一緒に試合をさせていただいたあとに、記者会見の中でいよいよ武藤さんのプロデュースするプロレスフェスでを「動き出せ」と多くのメディアさんの前でいただきまして、さあこれは実行だと。これはやらないかんぞと動き出して計画させていただきました。いよいよ実行になったということでございます。開催地は全国を巻き込んでやっていこうというコンセプトでございます。各地方にいろんな小さな団体から中ぐらいの団体とありますが、今まで点でしか存在していなかったその点を、線で結びつけて面で大きな力を発信できないかというコンセプトで、各地方で毎月一回大会を行ない、12月に各地方から集まってきた選手の中で、一番おもしろい奴は誰なのかというのをやってみようじゃないかと計画しております。大会のコンセプトとしましては、プロレスにまったく興味のない方にプロレスを届けてみようということでございます。各地方団体では各地方に根を下ろして、いろんな方を巻き込んで、元々プロレスを知っている方もそうですが、知らない方も巻き込んで地元を盛り上げることはできていると思います。ただ、そのパワーを1+1を2ではなく、5にも10にもして、大きな力を発信しようというコンセプトでございまして、あくまでもプロレスに興味のない方にどこまで届けられるかということが一つのコンセプトになっております。それと我々は地方で活動していく中でですね、プロレスに憧れている少年、あとは大人になった人間たちにこうして自分たちのやりたいことを、夢をかなえることができるんだということを広く大きな人々に伝えることができるんだということ。あと、信州プロレスでやらせていただいていることではあるんですけども、募金活動をやらせていただいて、多くの社会貢献活動にもなんかしら尽力できる大会にできればいいなと思っております。今回なんですけども、各会場で大会を行わせていただく会場は、体育館とかではなく、ショッピングモールというところでの開催を考えております。なぜショッピングモールかと言いますと、本当に不特定多数の方が集まるだろうということで、もう一度見ていただきたい。ということで会場はショッピングモールを選ばせてもらっております。そして今回、日本全国のケーブルテレビ局にご協力いただきまして、この放送を全国のケーブルテレビ局で配信することが決まりました。どの大会もすべて放送することが決まりましたので、あとはより多くの方にも、会場に来られない方にも見ていただけるチャンスに感じております。あとはSNSですとか、大会告知は参加する団体が行なうことによって多くの方に伝わるんじゃないかと。ということで、従来のプロレス団体がやられてきたことではなく、我々地方のプロレス団体でできることで、今回プロレスフェスを底上げしてやっていきたいなと。そしてそこに武藤さんという絶大な力のある方、影響力のある方がトップに就くことでかなりなフェスになるんじゃないかと思っております」

 

【質疑応答】

 

──武藤さんは各地方の大会にご参加というか来場されるんですあ?

 

武藤 俺いらねえだろう。

 

無茶 いやいや(笑)。武藤さんのスケジュールに合わせます。

 

武藤 行って何やるの? プロレスやれないんだよ?

 

無茶 もちろん、もちろん。武藤さんに地方でがんばっている選手をまずみていただきたいというのと、武藤さんがどうお感じになられるのかというのも一つの意見として我々欲しいところではありますし、このフェスのの顔は武藤さんですから。

 

武藤 そういうことです。

 

無茶 可能な限りですけど。

 

──武藤さんがこのプロレスフェスで期待されていることはなんでしょうか?

 

武藤 プロレス界の底辺の底上げ? 野球しかりサッカーしかり、地方から子どもたちが上に這い上がっていくシステムが出来上がっている中、是非プロレスもそのようなシステムが出来上がって、九州とか北海道の団体から、いずれはWWEとか新日本とかW-1とかに行けるようなプロレスラーがいたりしたらいいなと思ったりしております。

 

武藤 (資料を見ながら)今初めて資料を見たけど、ショッピングモールは有料かよ?

 

無茶 有料じゃないです。無料です。

 

武藤 無料かよ。お前、俺のギャラはどうやって捻出するんだよ。

 

無茶 それはちゃんと考えております(笑)。一緒にやっていただいている広告代理店の方に考えていただいております。ご心配なく(笑)。ショッピングモールでやることでの一番のいいところは、まったく興味のない方でも武藤さんの影響力で絶対に足を止めると思うんですよね。そこからプロレスを見てくれたら、「おもしろいじゃん、プロレスって」っていうところから底上げが始まると思っておりますし、子どもに何か夢を与えられるものを提供できるんじゃないかと思いますね。

 

武藤 逆もあるからね。プロレスっておもしろくないねっていうパターンもあるからね。

 

無茶 いやいやなんでそんなネガティブになってしまうんですか(笑)。まあ、それも一つかもしれないですけど、我々のレベルでやらせてもらっていても、プロレスってなかなかおもしろいねっていうきっかけでメジャーのプロレスを見るようになって、どっぷりハマる方って結構いらっしゃるんで、そのへんの自信はあります。

 

武藤 地方のプロレスラーのプライドを見させていただきますよ。

 

──参加する団体はこちらの資料に書かれている団体で決まりですか?

 

無茶 いや、決まりではなく、さらにここから手を上げていただいて、どんどんどんどん声をかけていこうと思っております。あとはまあスケジュール的にもその日は参加できないという団体が出てくると思いますので。

 

──各地方の団体の方たちはモチベーションとして高い感じなんでしょうか?

 

無茶 正直、2つに分かれています。モチベーション高いところと俺たちは俺たちでやるよっておっしゃっている方たちもいらっしゃいます。ただ、1回こっきりで終わらせることなく、できれば毎年続けていきたいなと思っております。その中で1回目を見て2回目は是非参加してみたいっていうそんな大会にできればいいなと思っていますんで。

 

武藤 俺、今初めてこの資料を見ているんだけど、賞金が出んじゃん。

 

無茶 賞金出ます。賞金は一応用意させていただいているんですけど、賞金のために出ようという地方団体はやっぱりないんですよね。武藤さんがやるからって。

 

武藤 おいおい、この最優秀選手賞って、これ10万円+武藤選手1回無料出場って、勝手にお前(笑)。

 

無茶 これ3〜4年前にああいう席のところで武藤さんが、「ああ、いいね」っておっしゃったので、一応載せたんですけど、来場されるだけでもいいと思います。

 

武藤 本当か?

 

無茶 はい。

 

武藤 あ、出場だからな。焦るよ、お前。

 

──武藤さん、最終戦の後楽園大会に出場できる選手を選ぶと。

 

武藤 これまだ聞いたら、後楽園とは限らないらしいですね。

 

無茶 事情がありまして、平日動けない人間が出てきますので。

 

武藤 地方から来るからな。なるべく土日に持っていきたいみたいな。ただ箱が見つからないらしい。

 

無茶 武藤さんにやれと言われれば箱を見つけますので。

 

武藤 後楽園が何?

 

──出場する選手を選ぶという役割があるらしいですけど。

 

武藤 そうだね。

 

──武藤さんから見てどんなポイントを重視して、選びたいですか?

 

武藤 会場全体の雰囲気? それは冷静になって。あんまり自分の考えをで固めないで雰囲気の中。固定概念が固まり過ぎてはけないような気がして。ちびっ子に受けるレスラー、女の子に受けるレスラーがいるわけであって。お笑いが嫌いかもしれないし、嫌いかもしれない。その会場の雰囲気ですね。継続しなきゃいけないからな。継続できるように2回目につながるようにしたいですね。

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