20187.12(THU) TOPICS

東北を盛り上げるホストレスラー、7.15山形大会に見参!「『東北はこいつだな』という試合をしたいですね」〜愛澤No.1選手インタビュー

東北を盛り上げるホストレスラー、7.15山形大会に見参!「『東北はこいつだな』という試合をしたいですね」〜愛澤No.1選手インタビュー

東北地方のプロレスをホストキャラクターで盛り上げる愛澤No.1が2月の仙台大会に続き、7.15山形大会に参戦する。独特のホストムーブが好評のこの男は、いったいどのような経歴をたどって、現在のキャラクターを作り上げてきたのか? 話を聞いてみた。

 

 

──愛澤選手はW-1の7.15山形大会参戦するわけですけど、プロレスラーを志すきっかけはなんだったんですか?

 

愛澤 幼稚園の時に両親に全日本プロレスに連れて行ったもらったことですね。初めてプロレスを見て、「プロレスラーってカッコいいな」って思ったのがきっかけになりますね。

 

──では、それからプロレスが好きになり、石巻専修大学で学生プロレスを始められたということですか?

 

愛澤 そうですね。その当時のメジャーのプロレス団体に入門するには180cm以上とかの規定があったのでなれないだろうなと思っていたんですけれども、みちのくプロレスや闘龍門で活躍されていた選手が自分と同じぐらいの身長だったので、だったら自分もプロレスラーになれるんじゃないかと思い、子どもの頃からの夢でしたからやってみたいなと思っていたんですよ。それで中学から陸上競技をやっていたんですけど、大学は本来陸上で進学することができたので、陸上部と学生プロレスの掛け持ちはダメだったんですね。でも、どうしてもやりたかったので学生プロレスをやっていたら、陸上のほうはクビになってしまいました(笑)。

 

──気持ちを抑えきれなかった、と。

 

愛澤 はい。大学2年の時にどうしても我慢できなくて、学生プロレスのほうばっかりやっていたら、「そっちのほうやりたいなら辞めてくれ」ということで(笑)。それからさらに我慢ができなくて、闘龍門さんのほうに履歴書を送って入ったんですよ。

 

──結局、本当のプロレス団体に入ってしまったんですね。

 

愛澤 そうです。ただ、闘龍門さんでは練習生のままで、デビューすることなく挫折して辞めてしまったんですけどね。

 

──なるほど。デビューはみちのくプロレスですよね?

 

愛澤 はい。闘龍門さんを辞めてから大学のほうに復学して、卒業してから今度はみちのくプロレスさんに入ってデビューしたという流れですね。

 

──ちなみに愛澤選手のキャラクターのもとになっているホストはいつ頃からやられていたんですか?

 

愛澤 大学4年生の時に就職活動をしていたんですよ。みちのくに入れなかった場合は、就職しようということでゴールドジムさんを受けていたんです。それでその最終面接で実地の試験があるということで、1カ月近く東京で研修をやることになりまして、上京したんです。そのため歌舞伎町のカプセルホテルに泊まっていたんですけど、その時にホストの方に声をかけられたんですね。ちょうどお金もなかったので、アルバイトということで日給をもらいながら、昼はジム、夜はホストをやっていましたね。

 

──スカウトで始められたんですね。ということはイケメンでもありますし、当然女性にもおモテになられたんですよね?

 

愛澤 いやいや、全然そんなことはないと思うんですけど(笑)。

 

──いや、ご謙遜されなくてもいいですよ。その後もホストはやられていたんですか?

 

愛澤 いえ、その時だけですね。本当にアルバイトで1カ月ぐらいやっていたっていう感じです。

 

──そうなんですね。でも、ホストの経験をして、その後のプロレス活動に役立っていることはありますか?

 

愛澤 実際のところ、その経験で今のスタイルができあがっていますからね。1カ月だけですけど、活かされているとは思います。ただ、自分が今やっているシャンパンコールは実際のホストの方がやられていることとは違うので(笑)。

 

──え、違うんですか?

 

愛澤 はい(笑)。ホストだったらこういうことをするんじゃないかということでやっています。だから、“ホスト風”ですよね。

 

──それは知りませんでしたけど、前回参戦された2月の仙台大会でもあれをやると盛り上がっていましたね。

 

愛澤 そう言っていただけると嬉しいですね。

 

──その後はみちのくプロレスに入って、デビューしながらも怪我で一度退団されているんですよね? それから野球の楽天ゴールデンイーグルスでベースボールスクールのジュニアコーチをされていたとお聞きしたんですが。

 

愛澤 怪我でみちのくを退団して、プロレスからは一度退いた形になっていたんですよ。それで震災の直後ぐらいの2011年5月に楽天のベースボールスクールのコーチになりました。

 

──陸上をやられていたということだったんですけど、野球の経験もあったんですか?

 

愛澤 いや、未経験ですね(笑)。その当時は仕事も何もなくて、求人雑誌を見ていたら未経験者でもいいと書いてあったんで応募したんです。向こうからは「本当に未経験者が来るとは思わなかった」って言われて(笑)。ただ、楽天球団にたまたまプロレスを好きな方がいらっしゃいまして、こいつは面白いんじゃないかということで採用していただいたんですよ。

 

──なんか引きが強いですよね。でも、その後、再びプロレスに舞い戻って来られたと。やっぱりプロレスを諦めることができなかったということですか?

 

愛澤 諦めきれなかったですね。楽天で子どもたちの指導をしている時も、「夢はなんだ?」とか話をするんですよ。その時に子どもたちには「夢を叶えろ」なんて言っているのに、自分が夢を叶えていなければ、説得力がないなと思って。じゃあ、自分がやりたいことってなんだって思った時に、やっぱりプロレスだったんですね。それで子どもたちにも夢を叶えたということを見せたかったので、もう一回挑戦してみようってなったんです。

 

──復帰するにあたっては、元全日本プロレスの菊地毅選手からご指導を受けられたんですよね?

 

愛澤 はい。復帰しようと思ってから、たまたま練習を見てもらう機会がありまして、ずっと指導していただきましたね。

 

──それで現在は山形を本拠地とするプロレスリングDEWAを中心に、フリーとして様々な団体でご活躍されるようになったということですね。今回はW-1の山形大会に参戦されるわけですけど、この団体にはどのような印象をお持ちですか?

 

愛澤 個性的で若い選手がたくさんいらっしゃるというのが印象的ですね。もちろん若い選手の他にも、みちのくの大先輩のカズさんや、闘龍門の先輩でもある近藤さんもいらっしゃるので毎回緊張しています。

 

──闘龍門時代は近藤選手ともかぶっているんですか?

 

愛澤 はい、練習生時代に近藤さんに練習を見てもらっていたんですよ。

 

──そんなご縁があったんですね。今回は三富選手との一騎打ちですけど、どのような印象をお持ちですか?

 

愛澤 三富選手に関しては学生プロレス時代から知っていたので、前回参戦した仙台大会でも組ませてもらったりしたので、凄く嬉しいですね。

 

──三富選手とは以前から面識があったんですか?

 

愛澤 いや、僕が学生プロレスを見るのが好きなので、一方的にその時代から知っていたというだけですね(笑)。ただ、いろんなバリエーションの技もお持ち出し、僕自身が凄く勉強になることが多いです。とても華やかな選手ですよね。

 

──愛澤選手のほうがはるかに華やかだと思いますけど(笑)。

 

愛澤 そんなことないです(笑)。でも、今回の試合も凄くワクワクしてますね。

 

──なるほど。今回は山形での試合になりますが、やはり地元の東北で試合をすることにこだわりはありますか?

 

愛澤 山形は毎回プロレスリングDEWAさんのほうで出させていただいていますし、あとは地元の宮城県や、みちのく時代も盛岡などで試合をしていたのでたくさん知っている方もいますし、東北地方でやる試合は意味合いが違いますよね。やっぱりホームなんですよ。お客さんがなんか暖かいんですよね。そういう応援に応えたいという気持ちが強いです。あと、東北の人たちはシャンパンをもらってくれるんですよ。東京のお客様のほうがノリがいいと思いきや、東北のお客様のほうがもらってもらえるんですね。意外と東京はもらってもらえなくて(笑)。

 

──では、今回のW-1の山形大会ではどのような試合を見せたいですか?

 

愛澤 僕はいつも通りと言えばいつも通りなんですけど、「東北はこいつだな」という試合をしたいですね。東北で愛澤No.1を根付かせてから、ゆくゆくは東京や全国にまで広がっていけばなと思っています。

 

──わかりました! では、山形大会での華やかなご活躍も期待しています!

 

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE