「WRESTLE-1 TOUR 2018 SUNRISE」

平成30年1月8日(月)〜平成30年1月28日(日)

20181.21(SUN)

「WRESTLE-1 TOUR 2018 SUNRISE」1.21神奈川・小田原アリーナ大会
開催日:2018年1月21日
時間:18時開始/17時30分時開場
場所:神奈川・小田原アリーナ サブアリーナ
住所:神奈川県小田原市中曽根263
TEL:0465-38-1144
アクセス:
♦東京方面から:小田急線富水駅下車→徒歩約15分 ♦小田原方面から:小田急線蛍田駅下車→徒歩約15分 ♦バス利用の場合:小田原駅東口「1番」乗場から箱根登山バス栢山駅行き乗車→飯田岡入口・菖蒲田下車、徒歩約8分

第一試合
シングルマッチ 20分1本勝負
    • 頓所 隼

    • 馬場 拓海

  • 6分44秒
  • 逆エビ固め

馬場が序盤から先輩の頓所に対して果敢に攻める。ヘッドロック、アームドラッグ、ショルダータックルと決めていく。一方の頓所もフェースロックで反撃。馬場に対してエルボーをぶち込み、低空のドロップキックで後頭部を打ち抜いてから、逆エビ固めで絞り上げる。馬場もエルボーアタックからミサイルキックで再び反撃。しかし、頓所は馬場の太腿を踏み台にした延髄斬りからドロップキックでその反撃を遮断。ブレーンバスターを炸裂させ、逆エビ固めでギブアップを奪った。

頓所のコメント
頓所 馬場も俺も27日に対抗戦があるし、馬場の勢いを感じました。このまま27日も対抗戦、絶対勝つぞ。

馬場のコメント
馬場 初めて頓所さんとのシングルマッチ。やっぱり頓所さんがどれだけ凄いかっていうのがわかりました。さすがクルーザーのベルトに挑戦している選手だなって。でも、そういう先輩の胸を借りることができて、負けた悔しさよりいい経験ができたっていううれしさがあります。

第二試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • カズ・ハヤシ

    • 征矢 学

    • 河野 真幸/TriggeR

    • NOSAWA論外

  • 12分7秒
  • ファイナルカット→片エビ固め

ベテラン勢同士によるタッグマッチ。論外はカズに手を差し出し握手を求めるが、これは当然の如く罠。カズから怒りの反撃を食らい、ロープ越しのセントーンを被弾。さらに征矢からもボディスラムなどの攻撃を食らってしまった。しかし、レフェリーを巧く引きつけている間に、河野がカズを場外に連行。たちまち場外乱闘へ。4人はそのまま会場の外まで出て乱闘を行なった。会場に戻っても、論外はイス攻撃でカズをいためつける。一方のカズと征矢も征矢のまとめてが炸裂し、反撃を見せるが、カズがロープに飛んだところを河野が膝で迎撃。そのカズに論外がシャイニング論ザードを炸裂させる。しかし、征矢がカット。河野を引きつけている間に、カズは論外にハンドスプリング式のハイキックを決めると、最後はファイナルカットで3カウントを奪った。

カズ&征矢のコメント
カズ 調子はバッチリなんで。目標はただ一つ『CRUISER FES』。そこのトーナメントを僕が勝って、そしてチャンピオンになって、僕が背中を見せるためにがんばっていきます、

征矢 社長も次、『CRUISER FES』あるでしょう。近藤さんも今日で40歳の誕生日。社長、副社長と年齢が上の先輩ががんばっている。正直、今の俺には励みになる。でも、まだちゃんとした自分の色を見つけるには時間がかかりそうだ。

第三試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 近藤 修司/TriggeR

    • 佐藤 嗣崇

  • 9分44秒
  • ゴリラクラッチ

近藤は序盤からヘッドロックで佐藤をいためつけ、グラウンドに持ち込むと監獄固めなどで足責めだ。足にダメージを負った佐藤はなかなか立つこともおぼつかないが、それでもエルボーで必死に反撃に出る。近藤はそれを余裕で受け止めると、佐藤の足に低空ドロップキックを連発し、足4の字固めだ。これを逃れると近藤は膝十字固め。なかなか反撃に移れない佐藤に対しては会場からゲキが飛ぶ。それに応えるように立ち上がった佐藤は、頭突き、エルボーアタック、ボディスラムと必死の反撃。近藤に膝を蹴飛ばされても、立ち上がってブレーンバスターで投げ飛ばして見せた。しかし、佐藤の反撃もここまで。最後は近藤がドラゴンスクリューからのゴリラクラッチでギブアップを奪ったのだった。

佐藤のコメント
佐藤 芦野さん、立花さんとシングルマッチをやって来たけど、もっとキャリアが上の近藤さん。初めてシングルマッチやらせてもらいました。身長は僕のほうが大きいですけど、厚み、テクニック、全然違いました。しっかりと近藤さん、皆さんの練習に混じってドンドン成長していきたいです。

第四試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • 立花 誠吾

    • 三富 政行

    • 大谷 譲二

  • 12分39秒
  • ソルティスプラッシュ→片エビ固め

序盤はW-1には2度目の参戦となる大谷が児玉相手に奮闘。グラウンドで児玉に対抗し、フランケンシュタイナー、カウンターのボディスラムを決めてみせる。コーナーに控えている立花にはロップキックを見舞うと、三富との合体ラリアットで児玉をふっ飛ばす。そして、そこに三富がニードロップを投下だ。一方、Enfants Terriblesも反撃開始。大谷を捕まえると、児玉は逆片エビ固めだ。大谷は立花にミサイルキックを炸裂させて反撃に出るも、続く三富が捕まる。立花にアームブリーカーで右腕をいためつけられると、腕極めバックドロップを被弾。さらに児玉に右腕を蹴飛ばされ、腕十字で追い込まれてしまう。三富が延髄斬りで反撃に出ても、児玉はカウンターのドロップキックで遮断。立花とタッチすると、トレイン攻撃だ。そして、三富をシルバーロックに捕らえた立花。だが、ここで大谷がカット。立花、児玉と立て続けにスタナーを決めると、立花には腕極め式のノーザンライトスープレックス。そこに三富がソルティスプラッシュを投下し、勝利を奪った。

三富&大谷のコメント
三富 また大谷と勝てたけど、今日ばっかりは小田原のパワーが俺に力をくれたと思います。W-1は各地でいろんな闘いを繰り広げていますが、小田原なら俺は3倍、いや13倍だぞ! お前も小田急線沿いに住んでるだろう

大谷 今日Enfants Terriblesとやりましたけど、立花選手凄いですね。あんなヤンキーなのに一点攻めしてきて、児玉選手も速い。またやる機会があったら上をいきたいですね。

第五試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • アンディ・ウー

    • アレハンドロ

    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • ドランク・アンディ/Enfants Terribles

  • 14分51秒
  • アンクルロック

ドランクが場外に出て、アンディを挑発するように試合はスタート。その挑発に乗ったアンディだが、リングに戻ると風車式のバックブリーカーを決めてみせる。続くアレハンドロは芦野の足責めに手を焼きながら、旋回式のヘッドシザーズ、さらにコーナーからの飛びつきフランケンシュタイナーを決めてみせた。だが、そのアレハンドロをEnfants Terriblesは捕獲。ドランクはアンディマスクを脱ぎ捨てると、それを使ってアレハンドロを絞め上げる。さらに芦野の強烈なバックブリーカーが炸裂。芦野はアレハンドロの腰に膝や肘を入れて集中攻撃だ。だが、アレハンドロはチンクラッシャーでこの状況を打破。セカンドロープからのボディアタックを食らわせてアンディにタッチだ。アンディはミサイルキックで芦野を吹っ飛ばすが、芦野のスープレックスによるお返しも受ける。そしてドランクにまたもマスクに手をかけられるアンディ。しかし、これを逃れると、コーナーに登ったドランクを下から逆立ちしてのヘッドシザーズで落下させる。そこにアレハンドロがすかさず出てきて、カットに入ってきた芦野に旋回式のDDT。さらに場外にいるEnfants Terriblesにはノータッチのトペ・コンヒーロだ。アンディもミサイルキック、スイング式DDTでドランクを追い込んでいく。アレハンドロもリングに戻り、2人がかりでドランクを攻め立てた。しかし、ロープに振ったところで芦野が巧妙にタッチ。ドランクと入れ替わると、アンディにアンクルホールド。アレハンドロがドランクに足4の字固めで捕まっており救出に入ることもできず、アンディが無念のタップアウトを喫した。

芦野&立花のコメント
芦野 さすが実力者ドランク・アンディだよ。アンディ・ウー、アレハンドロ、確かにルチャはできるかもしれないよ? だけどな、この無差別級のチャンピオンの前じゃ通用しないよ。もっともっとがんばんないと。次は『CRUISER FES』があるから、ドランクも児玉さんも、決勝はこの2人で当たるのかな?
立花 順当にいけばそうですね。
芦野 決勝は3月だから楽しみだね。早くこのベルトに挑戦を名乗り出て来る人間が出てこないのかなと思っています。
立花 アンディ・ウーはドランク・アンディに気を取られ過ぎだよ。チャンピオンの存在を忘れすぎだよ。よく周りを見ろ、タコ!
芦野 来月も再来月もW-1の中心は俺たちだよ!

アンディ&アレハンドロのコメント
アンディ 今日はうまく向こうの作戦に乗せられてしまった。でも、本番は2月14日の『CRUISER FES』やから。ドランク・アンディ、1回戦であいつのレスラー生命を終わらせる。
アレハンドロ ドランク・アンディ、お前の取っている行動は許さない。あと2月14日『CRUISER FES』の1回戦、児玉裕輔。しっかり叩きのめして、決勝どころじゃないぞ。クルーザーのベルトを目指して突っ走る。ソイ・アレハンドロ!

第六試合
UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
    • 土肥 孝司

    • 羆嵐/Enfants Terribles

    • 伊藤 貴則

    • 稲葉 大樹

    • 吉岡 世起

    • 黒潮“イケメン”二郎

  • 15分46秒
  • 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

※第61代王者組・土肥孝司&熊ゴロー&伊藤貴則、2度目の防衛に成功。

NEW ERA同士によるUWA世界6人タッグ選手権試合。まずは吉岡が素早い動きからキックを土肥に決めて、先制を奪う。続けて稲葉が頭突きを決めると、イケメンがロープを越えてのセントーンを炸裂させる。しかし、土肥も再び出てきた吉岡を空中でキャッチしてマットに叩きつける。土肥熊の合体技を食ってしまった吉岡だが、コーナーに突っ込んでくる熊ゴローを蹴り技でダウンさせる。続くイケメンはコーナー際でのハイキックから、スワンダイブ式のミサイルキックだ。しかし、空中ダイブを熊ゴローに受け止められ、バックフリップで叩きつけられてしまう。続く伊藤からは串刺し式のラリアット、ニールキック、水面蹴りを食らったイケメン。しかし、PKの蹴り足をキャッチすると、イケメン落としでマットに串刺しだ。それでも王者組は止まらない。稲葉に土肥熊がサンドイッチラリアット、ワシントン条約を立て続けに決めると、伊藤がPK。さらに土肥のバックドロップが稲葉に炸裂する。しかし、稲葉も土肥に延髄斬りを食らわせて反撃。吉岡が旋回式のアームバーを決めると、稲葉はジャーマンスープレックスだ。そして、トドメの卍固めへ。ここは熊ゴローがカットするが、イケメンと吉岡がすかさずラ・ケプラーダを同時に放って熊ゴローと伊藤を場外に惹きつける。その間に稲葉が再び卍固めへ。しかし、土肥はこれを強引に外して決めさせない。そしてラリアット、ハーフネルソンスープレックスを稲葉に決める。稲葉も丸め込みで粘るが、土肥もフォールを許さない。力づくでラリアットを炸裂させると、最後は垂直落下式ブレーンバスターで3カウント。チームあんこ型が王座防衛に成功した。


土肥&熊ゴロー&伊藤のコメント
土肥 防衛、防衛。何度目?
熊ゴロー 2か3ですね。絶対王者ですよ。
伊藤 負ける気がしないですね。
熊ゴロー フィジカルが違うよ。そういえば今度の後楽園、伊藤は黒さんと試合するんだろ?
伊藤 同じNEW ERAなんでムカつくとかないんですけど、見た感じ自分のほうが勢いがあるかなと。
土肥 お前は王者だからな。お前がチャンピオンだから、王者らしくしたほうがいい。
伊藤 堂々とイケメンさんをねじ伏せます。NEW ERA同士なんで盛り上げたいと思います。
土肥 今日も清々しい試合でした。またいい防衛戦したいね。
伊藤 対抗できるチームが見てみたい。
熊ゴロー フィジカルが違うよ、フィジカルが! パワーが違うよ!
土肥 しつこいよ(笑)。

イケメンのコメント
イケメン あいつ体重増やしてきたな。ビッグマッチのメインは勝ち負け関係なしで俺がいかに相手を食ってきたかだから。もう一回身体作り直してくる。ファッキュー!

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE