「WRESTLE-1 TOUR 2018 SHINING WINTER」

平成30年12月1日(土)〜平成30年12月26日(水)

201812.18(TUE)

「WRESTLE-1 TOUR 2018 SHINING WINTER」12.18鹿児島・オロシティーホール大会
開催日:2018年12月18日
時間:18時30分試合開始/18時開場
場所:鹿児島・オロシティーホール(鹿児島市)
住所:鹿児島県鹿児島市卸本町6番地12
TEL:099-260-2111
アクセス:
●JR鹿児島中央駅発 指宿枕崎線を「谷山駅」で下車→「谷山駅」前のバス停から2・14番線に乗車し「松崎」で下車→会場まで徒歩10分。 ●市電(路面電車)鹿児島中央駅からは「郡元」で乗換、天文館からは直行で終点の「谷山」で下車→谷山電停前のバス停から2・14番線に乗車し「松崎」で下車→会場まで徒歩10分。

第一試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 本田 竜輝

  • 6分8秒
  • STF

 グラウンドの攻防から本田がエルボーで攻め込むが、一もすぐに逆襲。バックエルボーを食らわせストンピングだ。さらにキャメルクラッチに捕獲した一。これを逃げられると一は串刺し式のバックエルボーだ。

 だが、本田はカウンターの蹴りで防御するとエルボーアタックで一をダウンさせ、ブレーンバスターから逆エビ固めだ。一に逃げられると本田はなおもエルボーで攻め込む。一もこれに応じてエルボー合戦だ。

 両者何発もエルボーをぶち込み合うが、一がドロップキック。さらにブレーンバスターでつなぎ、最後はSTFでギブアップを奪った。

一のコメント
「九州3連戦終わりました。どうだったんだろう? 3日間通して成長できたのか? このあとは冬フェスと後楽園ホール。三富と仲川翔太。歌舞伎町プロレス? まあ、佐藤と大分タッグを組むのでコテンパにしてぶっ飛ばします。佐藤と一緒にぶっ飛ばします。佐藤より身体小さいけど、あいつらから3カウント、ギブアップ取ります」

本田のコメント
「九州3連戦、1回も勝てずに終わってしまいました。26日の後楽園、年内最終戦ですけど、自分のやるべきことをしっかりやって、1勝を掴み取りたいと思います」

第二試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 頓所 隼

    • MAZADA

  • 9分17秒
  • 正田落とし→片エビ固め

 序盤から場外に出たりとインサイドワークを見せるMAZADA。リングに戻るとショルダータックルでトンドコロをふっ飛ばす。だが、トンドコロもすぐにヒップトスとドロップキックで逆襲。すると、MAZADAはさっさとリングから降りてしまう。

 しびれを切らしたトンドコロは場外にMAZADAを追いかける。だが、エルボー合戦から鉄柱に叩きつけられ悶絶。してやったりのMAZADAは櫻田リングアナをからかいながらトンドコロを攻撃。リングに戻っても顔面をかきむしったりやりたい放題だ。

 だが、トンドコロはMAZADAのブレーンバスターを逆に投げ飛ばし、延髄斬りにドロップキックで追撃。さらにコーナーでショルダースルーで放り投げられてもエプロンに着地してスイング式DDT。続けてミサイルキックも放っていく。

 そしてトドメのトラースキックを狙ったトンドコロ。一度は外されたものの、なんとか決めてみせた。だが、MAZADAはこれでは沈まない。すぐさま起き上がるとラリアットでなぎ倒し正田落としで3カウント。貫禄を見せつけて勝利した。

トンドコロのコメント
「今日負けたけどいい気になるな。26日はCIMA、そして吉岡世起、俺がぶっ潰す」

第三試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • アンディ・ウー

    • ヒロ田北

    • エル・イホ・デル・パンテーラ

    • スカルリーパーA-ji

  • 8分33秒
  • スペシャルDDT→片エビ固め

 アンディとパンテーラが田北とA-jiのFTO勢とそれぞれ組んでのタッグマッチ。田北はA-jiのキックと逆水平チョップで悶絶し、パンテーラからもチョップでいたぶられる。なんとかA-jiにスピアーを食らわせて逆襲したものの、ラリアット一発でお返しをされてしまう。

 代わったアンディはボディプレスでA-jiに攻め込むがトレイン攻撃を食らい、A-jiのダブルアームスープレックスを食らってしまう。しかし、続くパンテーラには前方回転エビ固めからのローリングクレイドル。そして、飛鴻を狙う。

 だが、パンテーラはこれを切り返して、カンパーナ。田北がカットに入ってきても、トラースキックで排除だ。さらにジャーマンで投げたパンテーラは再び飛鴻を狙ってきたアンディをドクターボムのような形で叩きつけ、最後はスペシャルDDTで3カウントを奪ったのだった。

アンディのコメント
「昨日の吉岡戦のダメージがあるんで、今日はやられたけど、後楽園、パンテーラとのシングルマッチまでには万全の体調に戻して、徹底的にあいつに悔しい思いをさせて、またあいつに相手してもらう」

第四試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 近藤 修司/TriggeR

    • 土肥 孝司

    • アレハンドロ

    • カズ・ハヤシ

    • 河野 真幸/TriggeR

    • ペガソ・イルミナル

  • 12分51秒
  • ホワイトホース

 今日も河野に闘志を燃やすアレハンドロ。手四つの攻防を挑むも手が届かないとコーナーに上がって河野の手を掴み、ロープの反動を利用して投げ飛ばす。続くペガソは土肥とグラウンドの攻防を繰り広げるとカズと一緒にトレイン攻撃。だが、土肥はペガソを投げ飛ばして逆襲。

 すると代わったアレハンドロがペガソを土肥と近藤に捕獲させ、自身は河野に突進。その間にペガソは近藤にいたぶられる。土肥に対して逆水平チョップで攻め込むもあっさりと返され、逆エビ固めに捕まる。
 
 カズがカットに入ってきても、土肥はすぐに排除。そして河野に対してしつこくアレハンドロがまとわりつく。ペガソはなんとか側転式のフォアアームを決めてカズにタッチ。カズは土肥にコンプリートショット。ならばと土肥もパワースラムで逆襲だ。

 続いてまたもアレハンドロが登場。カズに対してドロップキックを連発して攻め込み、代わった河野にはチョークスラムの体勢からドロップキックを見舞う。そして近藤とペガソに両陣営交代。ペガソはスピーディーに攻め込み、スワンダイブ式フォアアームの体勢に入る。

 だが、怖がってロープに上がることができない。そのペガソを土肥が逆水平チョップで叩き落とす。続けて土肥と近藤の合体ラリアットがペガソに炸裂。近藤のランサルセ、土肥と近藤のショルダースルーからの合体パワーボムが決まり万事休すかと思われた。

 しかし、ペガソは近藤のラリアットをかわすと起死回生のホワイトホース。近藤から逆転の3カウントを奪い、タイトルマッチに望みをつなげた。試合後はまたも乱闘。土肥と近藤は敗れながらもペガソを踏みつけ、勝ち誇っていた。

近藤&土肥のコメント
土肥 あいつ、今日は正真正銘、自分で飛ばなかったな。もう恐怖しかないんじゃないか? タイトルマッチまで大丈夫か? あと昨日は試合後に手を出されたけど、今日はやり返した。26日は何も問題ない。足元掬われないように気をつけるだけ。
近藤 まあ、あいつはスワンダイブがトラウマかもしれないけど、俺は丸め込みがトラウマになったよ。
土肥 俺も丸め込みに取られたな。
近藤 前哨戦で手の内見せてくれたな。
アレハンドロ 河野ーーー! 河野の倒し方頭使ってるよ! 前より河野が倒れる回数増えている。後楽園まで大きい奴の研究して、絶対に河野をぶっ倒す! ソイ・アレハンドロ!

カズ&ペガソのコメント
ペガソ 今日もできなかった。
カズ 何ビビってんだよ! ビビるなよ! そんなんじゃねえだろう。(眉間を指差して)ここだろ? しっかりしろよ。ここにフォースを溜めてやるんじゃねえのかよ!
ペガソ わかんない……わかんない……。でも、チャンピオンから取ったし、スワンダイブがいければ後楽園も絶対勝てるはず。後楽園は絶対できる……かな……。

第五試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 稲葉 大樹

    • 吉岡 世起

  • 11分23秒
  • 両者リングアウト

 吉岡の#STRONGHEARTS加入に最も怒りを見せている稲葉がシングルマッチで激突。序盤から稲葉は「スパイ野郎!」と叫びながらエルボーを連打。ならばと吉岡はキックで対抗。ミドルキックを食らわせ、ロープを越えながら頭を踏みつける。

 さらに吉岡は稲葉の負傷箇所である腰にストンピングを連打。クロスフェースで締めながら、腰にダメージを与えていく。しかし、稲葉はエルボーで反撃。顔面ウォッシュは決められなかったが、フライングショルダータックルでふっ飛ばし、バックドロップを炸裂させる。

 しかし、吉岡は素早い動きでシザースキックを決めると、ライオンサルトを稲葉の腰に投下。さらにキックで攻め込むと、お株を奪う顔面ウォッシュ。しかし、稲葉は助走をつけての一撃を阻止いて再び顔面ウォッシュ。今度こそはと成功させた。

 だが、吉岡は稲葉の卍固めを抜け出してキックで逆襲する。それでも稲葉は吉岡のPKをキャッチして頭突き。さらにブルーサンダーを決めてコーナーに上る。吉岡はこれを阻止すると、場外に落ちた稲葉を追いかけて客席に投げ込む。稲葉もやり返し、両者場外で大乱闘。吉岡がカウント19でリングに戻りかけるも、結局稲葉の攻撃に戻り、再び乱闘。結局、両者リングアウトの裁定となったが、その後も乱闘を繰り広げ続けたのだった。

第六試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • 羆嵐/Enfants Terribles

    • 征矢 学

    • 黒潮“イケメン”二郎

    • 佐藤 嗣崇

  • 21分15秒
  • ダイビングセントーン→片エビ固め

 先発は芦野とイケメン。いつも通り調子に乗るイケメンは芦野に腕を取られ、サムソンクラッチを狙ったはいいが、何度も上下を繰り返している間にバックドロップを食らってしまった。続いては大分でリザルト王座戦を行った羆嵐と佐藤。果敢に突っ込んだ佐藤はショルダータックルでふっ飛ばすことに成功。そして続く征矢との合体攻撃も決める。

 征矢もボディプレスにワイルドチョップで羆嵐に攻め込む。しかし、Enfants Terriblesは再び佐藤が出てきたタイミングで場外乱闘に移行だ。これで捕まってしまった佐藤。羆嵐にふっ飛ばされ、芦野にはキャメルクラッチ。さらに児玉が出てきて顔面にドロップキックだ。

 佐藤もエルボーで反撃するが、羆嵐は涼しい顔。ボディスラムから、本日一発目のセントーンを投下だ。続く芦野はジャイアントスイングからマフラーホールドの餌食にされる。児玉からもストンピングを受け続けた佐藤。しかし、気力で立ち上がりエルボーで反撃するとボディスラムだ。

 そして、代わったイケメンがジャケットパンチを児玉に連発。さらにショルダースルーで放り投げ、カットに出てきた芦野も放り投げる。そして羆嵐にはヘッドシザースを決めると、場外に出たEnfants Terriblesにラ・ケブラーダ。リングに戻ると児玉にイケメンクラッチだ。

 しかし、これを返されると、ジャケットをずり下げられて両腕を封じられてしまう。そして倒れたところに児玉のドロップキックが尻に炸裂。続く芦野からも俵返しを受けたイケメン。だが、ジャーマンを着地し、フィヤーマンズキャリーから前方に叩きつける。

 代わった征矢は勢いよく攻め込むが、芦野にジャーマンを被弾。羆嵐にもセントーンを食らってしまった。だが、ジャンピングラリアットで反撃して、佐藤にタッチ。佐藤は羆嵐にエルボーで攻め込んでいく。そして逆エビ固めへ。

 佐藤はカットに入ってきた児玉も蹴散らし、征矢とイケメンとトレイン攻撃。そして羆嵐を孤立させるとストレッチ式のアバランシュホールドで勝負を懸ける。だが、これを阻止させると、羆嵐のラリアットを被弾。

 Enfants Terriblesは3人がかりで佐藤に攻め込み、続けて羆嵐の埼玉に乾杯!が炸裂する。そして最後はダイビングセントーン! 佐藤を圧殺し、Enfants Terriblesが勝利を飾ったのだった。

 試合後、イケメンはマイクを握って佐藤に称えると、地元九州の佐藤にマイクを渡す。佐藤が「僕はまだまだの選手です。でも、今度帰ってくる時は九州全土で勝利を飾れる選手になって戻ってきます」と誓うと、観客から大声援。最後はイケメンが観客全員とフィニッシュで締めくくったのだった。

芦野の&トンドコロのコメント
芦野 九州ツアー終わったけど、俺らが見ているのは後楽園ホールの#STRONGHEARTSだから。
※ここでトンドコロが登場。
トンドコロ 芦野さん、26日はお願いします。CIMA覚えてろよ!
芦野 対抗戦は2連敗しているから背水の陣。ここで負けると乗っ取られちゃうかもしれない。言葉でああだこうだ言っているかもしれないけど、俺たちやトンドコロに共通してるのはW-1を守りたいという心だから。

佐藤のコメント
佐藤 九州3連戦、今日もまた負けてしまいました。前回の九州3連戦でも全部負けて、今回も負けた。その今の実力を受け止めて、九州出身のレスラーとしてもう一回戻ってきた時には僕の勝つ姿を九州のお客さんに見せたいと思います。

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE