「WRESTLE-1 TOUR 2018 AUTUMN BOUT」

平成30年11月1日(木)〜平成30年11月25日(日)

201811.1(THU)

「WRESTLE-1 TOUR 2018 AUTUMN BOUT」11.1東京・新木場1stRING大会
開催日:2018年11月1日
時間:19時試合開始/18時30分開場
場所:東京・新木場1stRING
住所:東京都江東区新木場1-6-24
TEL:03-3521-1015
アクセス:
各線新木場駅より徒歩2分

第一試合
8人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 近藤 修司/TriggeR

    • 土肥 孝司

    • 本田 竜輝

    • 馬場 拓海

    • 河野 真幸/TriggeR

    • アレハンドロ

    • 佐藤 嗣崇

    • MAZADA

  • 9分7秒
  • 逆エビ固め

 本田と河野の先発で始まったこの試合。アレハンドロが近藤と土肥にトペ・コンヒーロを食らわせて先制する。しかし、近藤たちはすぐさまアレハンドロを捕獲。トレイン攻撃でいためつけ、本田が逆エビ固めで捕獲する。

 ここを逃れたアレハンドロは素早い動きでドロップキックで反撃。今度はMAZADA、河野、佐藤が順番に本田を攻撃だ。そして、河野のジャンピングニー、アレハンドロのミサイルキック、佐藤のバックドロップが炸裂。本田もブレーンバスターで反撃するが、佐藤はラリアットで動きを止めると、最後は逆エビ固めで粘る本田からギブアップを奪ったのだった。

佐藤のコメント
「今日、タッグパートナーのタナカ岩石はセミでリザルト王座の防衛戦をやっています。その中で僕は大勢の中の第1試合で不甲斐ないと思っています。後楽園で丸藤選手に突っかかっていきました。これからも上の先輩に突っかかって、佐藤嗣崇を見せていきたいです。これからもまだまだ進化します」

第二試合
タッグマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
    • カズ・ハヤシ

    • 寧々∞D.a.i

    • 三富 政行

  • 7分16秒
  • ヨーロピアンクラッチ

 三富たちと一緒にこの試合を欠場した美月凛音が登場。マイクを握ると、「スカウトしたい人がいる」と観客たちに宣言した。

 先発は三富とカズ。三富は握手を求めるも、カズは拒否。続いて、一と寧々の対戦。まずは寧々がショルダータックルで先制するが、一もラリアットで反撃。そしてカズにタッチすると、2人がかりでトレイン攻撃だ。

 しかし、寧々もダブルドロップキックで2人を蹴散らすと、カズにはサンセットフリップから股間にこすりつけての攻撃。さすがのカズも悶絶だ。続く三富にもモンゴリアンチョップを食らったカズは、代わった寧々からロープ越えのボディプレスを食らってしまう。

 だが、カズはハンドスプリング式のレッグラリアットで反撃して一にタッチ。一は三富にブレーンバスター、コンプリートショットを食らわせる。しかし、ここで寧々がカット。場外に飛んでカズを釘付けにすると、一のオーバーヘッドキックを食らいながらも三富がヨーロピアンクラッチで固めて3カウントを奪ったのだった。

 試合後、再び美月がリングイン。「俺がスカウトしたい色気のある選手。あなただ」とカズを無視して、一に手を差し出す。何やら意味がわからない一だったが、とりあえず握手。「一、いい名前だな。俺はナンバー1が好きだ。来い」と、戸惑う一を連れ去った。

三富&寧々&美月のコメント
三富 僕ら、昔、歌舞伎町プロレスっていうイベントやっていて、そろそろもう一回ぐらいやりたいですよね? もう一回再始動するために、W-1でいいですよね、ボケッとしているけど、大人の飲み方から教えていきます。
美月 行くか、歌舞伎町!
三富 W-1、いい選手いっぱいいるから、俺らスカウトしていきます。
寧々 このあと、オカマの飲み方を!
美月 よし、歌舞伎町行くか! ついてこい!(と一を連れ去る)。

第三試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 頓所 隼

    • エル・イホ・デル・パンテーラ

  • 5分50秒
  • スペシャルDDT→片エビ固め

 パンテーラはトンドコロをコーナーに振ってエルボーで攻撃。さらにトラースキックを食らわせる。しかし、トンドコロはリバースフランケンシュタイナーで反撃。一歩も譲らない。そして、両者リング中央でヒザ立ちになってエルボー合戦だ。

 その中から、パンテーラはケブラドーラ・コンヒーロを決める。しかし、トンドコロはすぐさまトラースキックで反撃。コーナーで雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、スイング式DDTも成功させる。

 しかし、パンテーラはトンドコロを捕まえて、ヒザをぶち当て動きを止めると、最後はスペシャルDDTでトドメを刺したのだった。

トンドコロのコメント
「名前を変えて2戦目、結果はまた負け。これじゃ名前が変わっただけだよ。何も変わってない。俺は後楽園の負けは忘れないからな。またいつか、どこでもいいよ。CIMAとシングルやって、名前を取り戻す」

第四試合
トークバトル 10分1本勝負
    • 黒潮“イケメン”二郎

    • 立花 誠吾

  • 10分00秒

 両者、何も話すことがないと、いきなりグダグダな展開。その中でイケメンは予告していた重大発表。「11月23日に復帰しま〜す!」と11.23後楽園大会での復帰宣言を行ったのだった。最後は握手をしたかと思いきや、イケメンが立花に延髄斬りを食らわせて終了となった。

第五試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 木村 花

    • 朱崇花

    • 安納 サオリ

    • 万喜 なつみ

  • 8分6秒
  • ミサイルキック→片エビ固め

 花と朱崇花は安納を捕獲。2人がかりで攻め立て、サンドイッチのビッグブーツだ。安納も鎌固めで反撃。花に万喜とのサンドイッチドロップキックを食らわせる。だが、代わった朱崇花が串刺し式バックエルボー、低空のドロップキックでお返し。朱崇花と安納はリング中央で張り手合戦だ。

 しかし、安納もビッグブーツで反撃するなど譲らない。ならばと朱崇花はライオンサルトだ。続く万喜は倒れている花に低空のドロップキックを連発。さらに安納との連係で低空のドロップキックを顔面に炸裂させる。続けてネックブリーカーからジャックナイフ式エビ固めを決めた万喜。

 コーナーに上がると、安納と一緒にバビロンを花に炸裂させる。しかし、この窮地を朱崇花がカット。ダブルのビッグブーツを決めると、万喜に対してミサイルキック。グサリと炸裂し、花が3カウントを奪ったのだった。

安納&万喜のコメント
安納 花と朱崇花、いんじゃないですか? 魅了あると思うし。でも、ウチらも負けてなくない? 魅力は。
万喜 声がカスカスで(笑)。
安納 またやりましょう。
万喜 ああ、クソ!

花&朱崇花のコメント
花 前回よりは息が合ってたかなと。
朱崇花 息が合ってたって(笑)。でも、今日に至っても花ちゃんでした。
花 久々に安納さん、万喜さん、何度かやっているんですけど、メキシコから帰ってきて以来、お会いして、パワーアップしているのを感じました。特に連係とかも。身に染みる連係でした。でも、2回目のタッグで勝てたのは自信につながります。

第六試合
WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負
    • タナカ 岩石

    • 新井 健一郎/Enfants Terribles

  • 11分21秒
  • 岩石ロック

※第6代王者・タナカ岩石が初防衛に成功。

 岩石のリザルト王座の初防衛戦。まずは新井がゴング前に奇襲。場外に連れ出していたぶっていく。リングに戻ってもロープを使って首を攻められていた岩石だったが、新井を自爆させて反撃。アームブリーカーで新井の腕にダメージを与えていく。

 一方の新井はヘッドシザーズで岩石の首を絞めて反撃。岩石が逃れようとしてもしつこく絞め上げていく。岩石が逃げても、新井はネックブリーカーで追い打ち。DDTをすっぽかされても、場外に追いやり、戻ってきたところを突き落とす。さらにコーナートップからダブルアックスハンドルを投下だ。

 しかし、リングに戻ってコーナートップからダイブしたところを岩石のワキ固めに切り返される。それでも場外に再び逃げてペースを取り戻す新井。サミングで視界を封じるなど、岩石を惑わし、リングに戻るとスリーパーだ。

 だが、岩石も必死にエスケープ。ならばとロープに飛んだ新井をカウンターで捕まえて払い腰。そのまま必殺の岩石ロックで固めてギブアップを奪い、初防衛に成功したのだった。

 試合後、岩石に握手を求めた新井。岩石もおそるおそる手を出して応じるが、なんと次の試合を控えていたEnfants Terriblesが岩石を襲撃! 岩石からリザルトのベルトを奪い、新井が腰に巻いて勝ち誇ったのだった。

岩石のコメント
岩石 なんとかV1だよ。首、しんどかったよ。つらかったよ。俺は華もないし、外見だってカッコいいわけじゃないし、器用じゃない。でも俺だって意地があるから! だから、負けるわけにはいかねえんだよ。俺にとっては大きなV1だけど、これから積み重ねていくから。
※ここで新井が登場。
新井 ねえねえ、体内年齢を図れる機械があんだけど、俺、実年齢46だけど、体内年齢は20なの。だから、ベルト挑戦する資格ありだ。次、俺が挑戦するまでしっかり持ってろ。
岩石 俺、ギブアップ取ったんだよ。もう一回だよ。やろうぜ。
新井 今日は天晴だよ。
岩石 俺はあの人に勝った。ギブアップを奪ったぞ!

第七試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • 羆嵐/Enfants Terribles

    • 征矢 学

    • 稲葉 大樹

    • アンディ・ウー

  • 16分23秒
  • 飛鴻→片エビ固め

 岩石を蹴散らし、リング上を占拠するEnfants Terribles。そこに征矢たちが登場。ゴングが鳴る前に早速場外乱闘で試合はスタートだ。征矢たちは児玉を捕獲。征矢の強烈なチョップが児玉を襲う。

 続く稲葉も児玉にエルボーを連打。しかし、羆嵐がエプロンからイスを繰り出して、再びEnfants Terriblesがリングになだれ込む。そして、再び場外乱闘へ。これで流れを掴んだEnfants Terriblesはリングに戻っても羆嵐が稲葉にベアハッグ。

 さらに児玉もセントーン・アトミコを投下し、稲葉の腰攻めだ。さらに芦野のキャメルクラッチ、羆嵐のセントーンでいためつけていくEnfants Terribles。しかし、稲葉は芦野のアンクルロックを外してショルダータックル。これで征矢にタッチだ。

 征矢は鬱憤を晴らすかのように芦野にショルダータックル、ブルドッキングヘッドロック、さらに羆嵐をまとめてで蹴散らす。芦野もジャーマンで反撃。続く羆嵐は串刺し式ラリアットからバックフリップ、セントーンを連続で繰り出し、セカンドロープからセントーンを投下。

 だが、征矢はこれを自爆させてワイルドボンバーを発射だ。ここはブロックされたものの、両者ラリアットの打ち合いの末に、征矢がワイルドボンバーを炸裂させる。そして、ブレーンバスターで追撃だ。

 そしてそれぞれアンディと児玉にタッチ。児玉が掌底とバックドロップで攻めれば、アンディは打撃の打ち合いを制し、さらに逆立ち式のウラカン・ラナを決めると、ダブルニーアタックだ。だが、児玉もブレーンバスターで反撃。芦野が羆嵐をアンディの身体に投下すると、垂直落下式のリバースDDTだ。

 そして児玉はマッドスプラッシュを発射。しかし、これを凌いだアンディは続く児玉のドロップキックをかわして飛鴻! ズバリと決まり、3カウント。11.23後楽園大会でのクルーザー王座戦に向けて貴重な勝利を奪ったのだった。

 試合後、アンディはマイクを持つと、「カッコいい台詞があるんでそれで締めたいと思います」と宣言。そして、征矢の決め台詞、「ワイルドにいこーぜー!」を奪い、それで新木場大会を締めくくったのだった。

芦野&児玉&羆嵐&新井のコメント
児玉 サモ・ハン・キンポーのあの技なんだっけ? フェイソン? どうやって返したらいいんだ。
芦野 まあ、クルーザーは絶対防衛するから。タイトルマッチに勝ちゃいいんですから。11月23日、後楽園はEnfants Terribles全勝でいきましょう。
新井 あいつらか。
児玉 アラケンさんが負けたなんてあり得ない。でも、アラケンさんに勝てる岩石にビックリしちゃった。まぐれかな?
新井 完全にリング上はEnfants Terriblesの色に染まっているから。セミなんて完全に俺の色だぞ。
芦野 それをできないW-1の奴ら、自分のこと見直したほうがいいんじゃないの? だから、#STRONGHEARTSに飲み込まれちまうんだよ。俺たちが返り討ちにしてやるから。

征矢&稲葉&アンディのコメント
アンディ チャンピオン・児玉裕輔には致命的な弱点がある。そこを突けば次の後楽園も全然余裕で俺がベルトを取り返す。
征矢 俺にも弱点があったよ。ワイルドにいこうぜ、お前のほうが沸いとったやないか! あれは俺の弱点かもしれない。
稲葉 まさかあそこで。
征矢 急に来たんでビックリした。
稲葉 タッグリーグも準優勝で終わったんですけど、新たな目標を作ってがんばっていこうと思ってます。
征矢 真面目か! そんなことよりスパイの問題だよ。トンドコロ隼? あいつを取り調べるぞ! 俺ら最近道場に行ってんだよ。でも、あいつと一回も接触してない。
稲葉 隠れてんですよ
征矢 絶対に吐かせてやるから。
アンディ 俺は絶対スパイじゃないですよ。
征矢 信じてるよ、アンディ! マスクの下も見せてくれ!

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE